亡くなったヤギについて、ヤギ博士 今井さんから子どもたちへの
お手紙を紹介します(一部)。
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みなさんがかわいがってそだててくれたメエーちゃんは今井のうえ んに
かえってきたのですが、 26日の夕方にしずかに息をひきとりました。
21日におなかがいたくなってすぐに金内先生と皆川先生から手当 てを
してもらって、一度は良くなるかと思えたのですが、 尿が出なくなってしまい
自分の力で食べることもできなくなりました。
25日に小学校へ迎えに行ったときに、 おおぜいの皆さんの前で立って歩いた
のがメエーちゃんのせいいっぱいのおわかれの気持ちだったのでし ょう。
今井のうえんでも立つことはできなかったのですが、 くびをちゃんとあげて
さいごまで私のほうを見てくれました。
びょうきでしんでしまったメエーちゃんですが、 みなさんとすごした2か月の
思い出をだいて天国に行きました。
かなしいことですが、 これもいのちあるどうぶつにはしかたのないことです。
いま生きているじぶんとまわりの人たちのいのち、 たくさんのどうぶつたちの
いのちをたいせつにすることをみんなで考えてみましょう。
メエーちゃんは金内先生と皆川先生からしんせつにちりょうしてい ただきましたので、
家畜保健衛生所でかいぼうをしないで死亡家畜処理施設(長岡市) へはこんで
火葬(かそう)することにしました。
みなさんも寒さにまけないで、 食べ物には気を付けてすごしてください。
今井明夫