2012年7月3日火曜日

ヤギの熱中症対策


今回は熱中症についてお知らせします。
ヤギは他の動物よりも比較的暑さに強いのですが、炎天下で水の補給
がないと体温が41℃以上に上昇して動きが緩慢になり衰弱します。
校庭などにつないだままにする場合は木陰の場所を選んで、水桶を
置くようにしてください。
ヤギ小屋が南西向きの場合はすだれ等を用意して小屋の温度の上昇
抑えます。密閉状態のヤギ小屋は風窓をあけて通気をよくしてください。
 
熱中症になった初期の時は冷たいスポーツドリンクに野菜ジュース
混ぜて飲ませますが、50ml位の注射器のシリンジを獣医さんから
もらっておくと便利です。
首すじに氷か保冷剤をタオルに包んであててやると体温を下げることが
できますが、水ぶろやシャワーは心臓に負担を掛けることになります。
ぐったりして状態が進んでいるときは獣医さんに診療を依頼してください。
 
今井明夫
新潟県ヤギネットワーク 
「土の会&ヤギの会 今井農園」

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