2013年5月1日水曜日

「ヤギのいる学校」の新年度

今年も春が巡り、「ヤギのいる学校」にも、ピカピカの一年生が
入学してきました。
今年度の一年生は、平成19年に起こった「中越沖地震」の年に生まれた子どもたち。

ヤギ博士、今井明夫さんも大忙しの春です。

以下、今井明夫さんから新潟の「ヤギのいる学校」へのメールを紹介します。



柏崎小学校でのヤギの飼育について昨年度に続いて応援します。
中越沖地震の時には比角小学校で飼育していた「しろ」が学校に
避難してきた人たちの大きな慰めとなりました。

昨年からT特別支援学校の「ヤギ授業」を続けていて、今年も先日
出張授業を行いました。
5月からは毎月1回の予定で今井農園において校外授業を行います
1・2学年の6名と3・4学年の5名を対象にヤギとのふれあいやヤギの
世話を通して自我の芽生えを助け、自他の理解と許容、そして協調
ができるように支援したいと思っています。

4月になって新潟県から「動物取扱業」の認可を得ました。
これによりヤギをふれあい動物として貸し出したり、今井農園で
ヤギとのふれあい体験をすることに法的な問題は生じません。

柏崎小卒2011は当農園で搾乳しています。柏崎小卒2012は去勢
子ヤギと一緒に阿賀野市の田中武さんにもらわれていきました。
柏崎小2011の雄の子ヤギ1頭は佐渡市の笈川さんに引き取られ
今年の秋から佐渡島内の繁殖を担う予定です。

子ヤギの入学の時期ですが、比角小学校と同じ日にしたいと思って
いますが、いかがでしょうか。

今井明夫
全国山羊ネットワーク代表