2014年7月1日火曜日

今井明夫さん(ヤギ先生)からのお手紙

今井明夫さん(ヤギ先生)から、ヤギのいる学校の小学生たちへのお手紙です。
がんばれ、ヤギ大好きのなかまたち!

ふそき小学校のヤギのなかまたちへ

 ヤギの入学のときにしつもんをもらっていたのに、
答えがおそくなりすみませんでした。

1.ヤギのエサについて
 やせいのヤギは草をおもに食べています。同じなかまに牛やヒツジ、
 カモシカがいます。
 学校では干し草とやさいなどをよういしてやってください。
 ヤギのたいじゅうが20kgとすると
 2kgから3kgの生の草を食べます。

2.ヤギのねるところ
  ヤギはかわいたところが好きで、はんたいにぬれたところや
  よごれたところがきらいです。
  よごれたところはそうじしてやって、できるだけ
  かわいたばしょでねることができるようにしてあげます。

3.ヤギさんはやさしくしてくれる人が大好きです。
  毛がぬけやすいので
  ときどきブラッシングしてやるとよろこびます。
  だっこもできます。

4.ヤギさんはぬれたところでねたりして、
  身体が冷えるとかぜをひいたり、
  おなかをこわしたりします。
  雨の日に、こやに入ることができないで
  ぬれたりすると同じようになります。

5.エサや飲み水が汚れていると、おなかのぐあいがわるくなり、
  げりになったり熱が出たりします。
  じぶんがヤギだったらどうしてもらいたいか、
  ヤギのきもちになっておせわをしてください。

6.ヤギさんは生まれてから8か月から10か月くらいで
  おとなになります。
  オスヤギといっしょになって、にんしんすると
  お母さんのおなかで150日間育ちます。
  あたたかい春になって、野はらの草が伸びてくるころに
  子ヤギがたんじょうするのです。

  みなさんがおせわするヤギさんのことをもっと知りたい時は、
  教室にある「ヤギのいる学校」と「ヤギと暮らす」の本を
  開いてよんでください。

  みなさんとヤギさんがいっしょに元気で大きくなってくれることを
  心からおうえんしています。