2010年5月21日金曜日

To: 今井明夫
Sent: Friday, May 21, 2010
Subject: Re: 取材のお願い

さっそくのご返事ありがとうございます。
7月下旬ですと、私もスケジュールが自由になり、好都合です。
童話または絵本(じつは私、画家でもありますので。本名・柴崎俊子で編集も、まだ現役ぎりぎりなれど)を 考えていますので、「かいつまんだ今井先生像」しか予定できませんが、先生が情熱をそそいでおられる子どもの目線に届く部分でお手伝いになれば、本望です。
まず、先生の活動の邪魔にならないことを心がけねばと思いました。

私の名刺代わりの資料別送いたします。
ありがとうございました。

阿見みどり

今井さんからの返信


阿見みどり様

うれしいお便りをいただき大変ありがとうございます。
自宅には15頭ほどのヤギがおり、5月、6月はヤギの入学、卒業で
県内各地の小学校を回っています。
また、70アールの畑でイモ類を中心に作付し、これからサツマイモの
畝を作り、14,000本の苗の植え付けがあります。
そんなことで、取材の時期は7月半ば過ぎであればお受けできるのですが、
いかがでございましょうか。

とりあえずいくつかの資料をファイルで添付しましたので、目を通して
いただけると幸いです。
なお、私の専門分野は「バイオマス資源の循環利用」「食品副産物等の
飼料利用」で、新潟大学地域共同研究センターで客員教授をしています。

今井明夫
全国ヤギネットワーク代表
今井農業技術士事務所
「土の会&ヤギの会 今井農園」

今井さんへのメール





 児童文学作家の阿見みどりと申します。(社)日本児童文芸家協会会員・評議委員として執筆活動をしています。
『こねこのタケシ 南極だいぼうけん』というノンフィクションが代表作です。
NHKおはよう日本で「ヤギで伝える命の大切さ」を拝見して、とても感動しました。
今井様の純粋なまなざしの表情に、ヤギのおかあさん、あかちゃん、そっとなでる児童の顔・・・どれもどれもあまりに心に残る画面でした。
あっという間に、番組が変わりいたたまれなくてはじめてNHKに問い合わせました
命の大切さ、動物への愛を児童の真っ白い心にと励む今井様のお姿を、童話にして伝えていきたいと思います。
取材をさせて頂ければ、ほんとうにありがたいのですが。
私はもう70を過ぎていますので、納得のいくことにのみ残る時間を悔いのないよう過ごしたいと思う一人です。
日ごろ、どのように生きるかを考え、感動する人の背中を伝えることが私の役目だとかんがえていますので。
もし、お聞きいれ頂けるようでしたら、前著をお送りしたいのでご住所をお教えくださいませ。2010年5月21日 阿見みどり
                 

ある朝のNHKニュースから始まった出会い

 2010年5月20日放送【NHKニュースおはよう日本「ヤギで伝える命の大切さ」】を見て感動した児童作家・阿見みどりは、出演していた今井明夫さん(全国山羊ネットワーク代表)への連絡方法について、NHK視聴者コールセンターへ問い合わせました。
 すぐに返答があり、今井さんのメールアドレスを教えてもらい、早速メールを送ったのです。