2010年12月15日水曜日

『ヤギのいる学校』案内が完成

社内でデザインを担当している浜崎さんが、
『ヤギのいる学校』の案内を制作してくれました。




2010年11月2日火曜日

今井さんより「家畜飼育と心の発達」

今井さんより「にいがたヤギニュース」

にいがたヤギニュース(卒業式と種付け等)


ヤギのなかまたちへ、2010年秋のニュース

飯小学校 望月先生
ヤギの卒業式については里公小学校へのオスヤギの輸送と日を合わせたいので、
12月のはじめにしたいと考えています。日程の確定についてはもう少しお待ち
願います。12月の3~4日、6日は出張予定があります。

里公小学校 佐野先生
「そら」くんの死を子供たちが受け入れて、新しいオスヤギとの結婚を望んで
いるならば12月初めにオスヤギを連れて行こうと思います。
今のところ、群馬県から導入予定のオスヤギか、比角小学校の「ちょこ」を
2週間くらい借りることを考えています。

比角小学校 大矢先生
「ちょこ」と「しょこら」のようすをありがとうございました。身体の大きさ
から11月中には交尾して妊娠できると思いますので、観察してカレンダーに
記入してください。交尾行動をしてから21日後に同じような行動がなかったら
妊娠した可能性が高いと考え、分娩予定日は交尾した日から150日後です。

枇杷島小学校 伊藤先生
卒業式は11月25日に予定しています。時間は午前10時頃でよいでしょうか。

中通小学校 阿部先生
「ふわわ」の卒業式ですが、12月3~4日が山形市へ出張、6日(月)が県立大学
で講義があります。12月1~2日、7~9日あたりで検討しましょう。
会議等の出張が飛び込んできたらまた連絡します。

富曾亀小学校 斎川先生
「みみ」の結婚はもう少し発育を見てから12月を考えていますが、もしかすると
冬休みの間、今井農園で預かって交配するようになるかもしてません。

荒沢小学校 高橋先生
「シロ」ちゃんの体重はどれくらいになりましたか。
冬を越すための準備については15日ころ小屋を見に行きます。交配(種付け)に
ついては今井農園で一時預かりすることを考えています。

月岡小学校 川村先生
学校のヤギ小屋は冬越しに問題ありませんし、ヤギの発育を見て今井農園で種付け
をしたいと考えています。冬休みを預かる形になるかもしれません。

白根小学校 本田先生
ヤギの体重を測定して知らせてください。現在三条市笹岡小学校にいるオスヤギを
11月第2週にそちらへ運んでお見合いさせることを予定しています。

十日町小学校 富井先生
先日(10月27日)見た「いちご」ちゃんはとても元気でした。11月17日の卒業式
にうかがいます。

下条小学校 山岸先生
10月27日に卒業したオスヤギは阿賀野市の農家で種付けの仕事が始まりました。
今年の暑さにも負けずに大きく育ったのは下条小の子供たちの愛情ある世話の
結果でしょう。ありがとうございました。
卓球室とヤギ小屋をつなぐと冬期飼育には十分な広さをもった小屋があります。
来年からの飼育では子山羊誕生までを検討しましょう。

芦ケ崎小学校 新保先生
10月27日の冬期飼育についての保護者懇談会ではありがとうございました。
保護者の方々が熱心に話し合っていただき、教員住宅の車庫に小屋を用意して
越冬できることを喜んでいます。これからも応援しますので、いつでも連絡
してください。
子ヤギが生まれた時の感動と子供たちの達成感は生活科教育における最高の
教育成果と言えるでしょう。期待したいと思います。

諸先生方へ
私の業務スケジュールがいろいろあるために、皆さんの学校の行事予定との
調整にご苦労をおかけしますが、よろしくお願いします。
最後にラッキーと子ヤギを400日間世話をした里公小学校の子供たちと保護者
の声を以下に添付します。

【子供の声、親の声、教師の声】

こども今井さんにラッキーの秘密を教えます。ラッキーの口の
 上は堅いから歯の代わりになります。ラッキーは食べた物を口に戻
  します。ラッキーは草刈り機にもなります。
こども:ラッキーを洗って拭いてやりました。ラッキーはうれしそ
 うに「ありがとう」っていうように喜んでいました。
保護者より:三連休なのに朝起きると毎日「ラッキーに会いに行く!」
 というので3日間とも通いました。オスヤギのさすけは美男子でした。
担任教師115日大雪です。子供たちは学校へ着くとすぐに「ラッ
 キーだいじょうぶかな。エサをあげなきゃ。私たちがラッキーのお父
 さん、お母さんなんだから。」と飛び出して行きました。
保護者よりよくここまで大雪と寒さを乗り越えて飼い続けましたね。
 娘が毎日ラッキーと遊び土まみれになって帰ってくることがうれしい。
こども:ぼくとラッキーが大人になったことが3つあります。
 1つめは僕がみんなと話して考えて行動したことです。2つめはラ
 キーがおなかの中で赤ちゃんを育てていることです。3つめはみん
 なが先生にばかり頼らずに自分たちでやれるようになったことです
保護者より:ラッキーの出産、本当に感動でした。いろいろ心配も増
 えますが、自然に任せて、みんなで相談して行きましょう。子ヤギの
 愛らしさ、母親ラッキーの強さを感じました。
こども:今日ラッキーのいのちと血をもらいました。ラッキーが
 食べた物が血となり、ミルクになってラッキーの赤ちゃんや人間が
 飲めるのです。それをホットケーキにしてラッキーのところに行き、
 みんなで「ありがとう」と言って食べました。私は一生忘れません。
こどもお別れ会はつらいけど子ヤギも一人立ちしなければな
 りません。ラッキーは人のためになるヤギになってほしいです。
こども:別れの日がきまってみんな泣きました。ラッキー、ハル、
 サクラとずっと一緒にいたいです。思い出をもっと作りたかった。
保護者より今井さんのメールが心に響きました。ハル、サクラは親
 から離れて一人立ち、ラッキーは人のために家畜としての役割があ
 るのだと知りました。ラッキーと子ヤギたちからたくさん学びました。
 子供たちもこの別れを経験してまた大人になるのですね。

今井明夫
全国ヤギネットワーク代表
今井農業技術士事務所、新潟大学客員教授

2010年10月31日日曜日

今井さんより

見附市のヤギ放牧ポスター

今井さんより

里公小学校のヤギ飼育ポスター

今井さんより阿見みどりへ

阿見みどり様
「ヤギの絵本」最終原稿をいただきました。
とてもかわいらしく、気持ちの伝わる絵本だと思います。

さて、私の担当部分ですが、北信越畜産学会(12/4~5 富山県)と
北海道肉牛研究会(12/9~11 帯広市)が終わると時間が取れますので
勢いを付けて原稿を書きたいと思っています。

上越市立里公小学校の生活科授業におけるヤギ飼育の実践について
パワーポイントでポスターを作製したので、ファイルで添付しますが、
届かないようでしたら連絡をください。郵送するようにします。

ようやくサツマイモの収穫があと少しになりました。7月に見ていただいた
畑の風景は冬の準備に入りつつあります。



今井明夫


2010年10月29日金曜日

阿見みどりより今井さんへ

本日 第I部(絵本の部分)最終校正をお送りしました
 
どうぞよろしく お目通しくださいますよう
 
阿見みどり

2010年9月3日金曜日

今井さんからの後編「構成案」

鎌倉市 株式会社銀の鈴社
阿見みどり様、柴崎由紀様
 
いくつかの仕事の区切りがついてようやく第Ⅱ部「ヤギのいる学校」の
構成を考えることができます。
基本的には柴崎様が提案してくれた8月11日の案のようにと考えています。
 
『やぎのいる学校 ーつながるいのちの輪ー』
第Ⅰ部 お話し「やぎのシロちゃん」阿見みどり作(24p)
 
第Ⅱ部「ヤギのいる学校」
Ⅰ 学校家畜飼育のサポート(今井)6p
 1.学校動物飼育の意義、生活科・総合学習の目指すもの
 2.小動物飼育と家畜飼育のちがい
 3.新潟県ヤギネットワークの20年
 4.学校で家畜を飼うために(飼育の基本)
 
Ⅱ ヤギのいる学校訪問記(柴崎)6p
  白根小、中通小、比角小、荒沢小、笹岡小、今井農園
 
Ⅲ ヤギから学ぶ:ヤギ飼育実践事例から(今井)5p
 1.「生と死を見つめた子供たち」(見附小学校)
 2.「大好き! ラッキー」(里公小学校)
 3.「全校挙げて、ビリープとの3年間」(清津峡小学校)
 4.神奈川県の小学校紹介(柴崎)
 
Ⅳ ヤギの歴史と世界のヤギ(柴崎・今井)3p
 
 
Ⅴ 「どこにでもヤギがいる日本」を目指して(今井)4p
 1.全国ヤギネットワークの活動紹介
 2.ヤギ熱中クラブ(広島県庄原高等学校)
 3.ヤギの多面的な利用(福井県池田町、新潟県見附市)
 3.ヤギ飼育の相談窓口いろいろ
 
以上は9月3日朝の今井の構想です。
案をもとに書き進めていく過程で変更する可能性もありますが、
とりあえず書き始めなければと思っています。
第Ⅱ部の読者としては教育関係者、保護者、地域のヤギ飼育リーダー
牧場関係者、獣医師さんなどを対象としています。
参考までに、11月5日に富山県立大学で行われる北信越畜産学会において
ポスター発表する予定の講演要旨(案)を添付します。
 
今井明夫
全国ヤギネットワーク代表
「土の会&ヤギの会今井農園」

2010年8月30日月曜日

ブログについて各小学校への連絡

柏崎市立中通小学校、柏崎市立比角小学校
新潟市立白根小学校
三条市立笹岡小学校、三条市立荒沢小学校

校長先生
やぎ飼育教育ご担当教諭の皆様
(CC 全国ヤギネットワーク 今井明夫様)

先月、貴校を訪問させていただきました銀の鈴社(神奈川県鎌倉市)
柴崎由紀です。
やぎの飼育教育についてお話を伺わせていただき、またご案内を
いただきましてありがとうございました。
おかげさまで充実した取材ができました。
厚く御礼申し上げます。

その後、子どもたち、また、やぎたちは元気で夏休みを過ごされましたでしょうか。
「お当番で、ちゃんとお世話する!」とはりきっていた子どもたちをなつかしく
思い出しています。

さて、各学校で取り組んでいらっしゃいます「やぎのいる学校」の素晴らしさや
その教育の大切さを、ぜひ全国に広めたいという思いから、現在、絵本の企画が進んでいます。
一つの試みとしまして、ブログでこのプロジェクトを先行させていきたいと考え、
作成いたしました。
貴校での取材の様子など、画像、動画などでも紹介しています。
ブログのURLは下記です。


各学校での取材については、ラベル「やぎのいる学校」または、アーカイブ「7月」で
ご覧ください。

ご一覧いただき、問題や間違えがないか、また、ご意見などありましたら、
ぜひご指摘いただきたく、お願い申し上げます。
各学校でご確認いただいた後、各方面への告知活動を始めたいと考えています。
今後もブログは随時更新していきます。
投稿も歓迎いたしますので、ぜひこちらへお送りくださいませ。

絵本の刊行は、今年12月を予定しています。
各学校での取材記も掲載予定です。
子どもたちの写真、作品なども一部掲載させていただきたいと考えています。
あらためまして、個別に連絡し、許諾をいただきたいと考えていますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

新学期を前に、ご多用の中、申し訳ございませんが、ブログの確認を
どうぞよろしくお願いいたします。
お返事お待ちしています。

柴崎 由紀

2010年8月17日火曜日

絵本前編の「お話」絵コンテ

前編のお話と絵は、阿見みどり作で進行中です。




絵本前編の構成案

前編は、比角小学校のやぎ「シロ」ちゃんが主人公のお話。
「やぎのシロちゃん にんきもの」
阿見みどり・作



2010年8月9日月曜日

『やぎのいる学校』制作案

『やぎのいる学校 =つながる生命の輪=』
対象:1.全国の公共図書館、学校図書館、学校関係者、教育者、一般家庭
   2.全国山羊ネットワーク、新潟県、新潟市など教育委員会、各学級
   3.全国のやぎ農園、牧場、動物園、
   4.WWFなど各関係機関へのプロモーション

前編24ページ お話「やぎのシロちゃん」阿見みどり・作 
後編24ページ↓
I. 今井さんの考える「やぎのいる学校」プロジェクトについて
概要
ポリシー
各小学校との関わり(先生とのやりとり、サポート体制)
6ページ

II. 新潟「やぎのいる学校」訪問記 写真や子どもたちの絵なども
白根小学校
中通小学校
比角小学校
荒沢小学校
笹岡小学校
6ページ

III. やぎとの生活一年間紹介(「やぎのいる学校」を希望する小学校へ)
生態
一年間のできごと(つながる命の輪)
解説(えさ、塩、小屋の設置、そうじ、
家畜と人間の関係(山羊乳、食用肉、放牧による草刈りなど)
4ページ

IV. やぎの歴史と世界のやぎ
4ページ

V. 全国各地での取り組み/全国山羊ネットワークの活動
(鎌倉市立山崎小学校、清泉小学校、相模女子大学小学部などでの例)
3ページ

VI. 著者紹介、協力者、奥付
1ページ

検討:「やぎのお話」の紹介。世界中で有名なやぎの物語、伝説などをIV.で紹介
参考:NHK-BS いのちドラマチック Vol.6  ヤギ -そのミルクが子どもたちを救う-


2010年8月8日日曜日

今井さんの「にいがたヤギニュース」

ヤギのなかまたちへ
暑い毎日が続き、人間もヤギも参ってしまいます。
数か所のヤギたちの暑中見舞いに行ってきましたので報告します。

里公小学校 佐野先生
オスヤギ「そら」の下痢が続いていたようですが、8月8日の朝は便が
固まりはじめていました。やはり熱中症の影響で消化機能が減退した
ためと思われます。獣医の先生から処置してもらい、現在では食欲も
運動能力も回復しています。
私からの暑中見舞いは冷たいヤギミルク100ccに整腸剤を5g入れて
飲ませました。

飯小学校
2頭とも健康状態は良好でした。とても良質な乾草を喜んで食べていました。
時々、野菜くずや枝豆の茎葉などでビタミンの補給を考えてやってください。

枇杷島小学校 太田先生
オスの「ミラくん」も便が固まり始めて回復していました。同じくヤギミルクで
整腸剤を飲ませましたが、もう大丈夫でしょう。
メスヤギの「クルさん」と2頭とも私が角焼きでいじめたのを覚えているのか
そばに寄ってこないで逃げ回ります。
毎日ブラッシングしてやると人間に寄ってくるようになります。

富曾亀小学校
子ヤギは元気でいいうんちをしていました。エサ箱が空だったので、乾草と
枝豆の葉を少し与えてミルクを飲ませてやりました。

見附市河川敷のヤギたち
ミルキー(飯小学校2009年卒)母子ともに元気に草を食べていました。
メイ(月岡小学校2009年卒)は見かけは妊娠のような腹部と乳房でしたが
子ヤギは生まれませんでした。
連日の暑熱の中で草刈隊の職務を立派にこなしているようです。

熱中症について
熱中症による体調不良の様態はさまざまです。
早期発見と早期処置、暑熱対策、水分と栄養補給など人間の子供が
熱中症になった場合を想定して対応してください。
ヤギのことは知りませんという獣医の先生もいますが、まず体温を測り
心拍数を数えます。
ぐったりした状態では獣医の先生から強心剤と強肝剤を注射してもらいます。

食欲がなく、軟便状態で体温40℃を超えていたら水シャワーをかけて、
首すじに保冷剤を当てます。
スポーツドリンクにビタミン剤や整腸剤を入れて注射器で飲ませます。
朝晩100ccくらいでよいでしょう。
飲用水は朝晩取り替えてください。塩はいつでも舐められるようにします。
エサは良質な乾草ときれいな野菜くずを与えて栄養の補給に努めます。

ヤギ小屋を涼しくするには風通しを良くすることと、南西側に寒冷紗や
すだれで日除けをしてやります。
小型のベットは飼育箱に入れて冷房完備の部屋で飼育することが多く、
熱中症などは心配ないと思いますが、ヤギは自然な動物です。
自分の子供と同じようにヤギの心配をしてやってください。
ヤギ小屋に入って蒸し暑く感じるような時は暑熱対策が必要です。

学校飼育動物県央地域公開講座が8月20日(金)にあります。(別紙)
申し込み期限は過ぎましたが、参加希望者は私にお知らせください。



今井 明夫
全国ヤギネットワーク代表

2010年8月1日日曜日

『生きものを教える』

今井さんがバイブルとされている本『生きものを教える』(兼松仁郎・著)、その基礎編のまえがきより。


「コメを知っていてもイネを知らぬ農家の子がいると聞いて驚いたのは、もう10年ほども昔だった。子どもたちは海も山も森も畑や田も、ただ見ているだけで何も知らない、知らされてもいなければ、知ろうともしない。(中略)


 ・・・子どもたちは、見れども見えすどころか見もしない。食えどもその食べものを知らず、朝っぱらから一年坊主があくびをし、腰をかけさせればおへそが天井を向く。
 自然から切り離され、イキモノやモノ、そしてヒト離れまでしてしまって、子どもたちは、もう心だけでなく体までおかしい。大人もおかしい。政治や文教の当事者たちがおかしいだけならまだしも、頼りにすべき学校の先生たちもおかしい。自分自身ももうわけが分からず、きっとおかしくなっているのだろう。みんなほとんど病気だ。


 だが人間は考える葦だ、理性の存在だという。混沌の時こそ冷静に客観的にものを見て、合理的に思考を総合しなければならぬ。そう教えてきたのは他ならぬ科学だった。ならば、自分や子どもの体、心、くらしを、できるだけ科学的に見つめ直してみよう。科学など学びにくい感じもするが、どう学ぶのがよいかも学べばよい。何といっても自分たち、子どもたち、人間たちの崩壊の危機だから、ヒトのイノチ、イキモノを考え直してみよう。そういう科学をやってみよう。(後略)」


『生きものを教える 基礎編 ー生物教育の転回軸ー』兼松仁郎・著
農山漁村文化協会 昭和62年2月




 

2010年7月23日金曜日

取材旅行を終えて

この度は、学び多き充実した取材旅行になりました。
今井明夫様、君子様、そして「やぎのいる学校」のみなさま、本当にありがとうございました。どの小学校でもあたたかく迎えていただき、感激しました。
今井さんの進めていらっしゃる「やぎの飼育による命の教育」は、一人一人の人間にとって基本的で大切なことを、小学生のころに自らの体験を通じて学ぶという素晴らしい取り組みであることを強く確信しました。
ぜひ絵本にして、多くの人たちに知ってもらいたいと思います。
そして、「やぎのいる学校」が今後ますます増えると、命を大切にする子どもたちが育ち、心豊かな大人になっていってくれると信じています。
日本中で、もっと多くのやぎが見られる日が、案外すぐ来るかもしれません!
感謝をこめて。





2010年7月22日木曜日

ジェラテリア「REGALO(レガーロ)」

楽しみにしていたジェラートやさんへ。
酪農家フジタファームの搾りたて生乳や新鮮な果物で作るジェラートです。
今井農園のさつまいもも材料になっています。
本場イタリアで学んだ藤田昌恵さんが研究を重ね、100種類以上のレシピがあります。
次から次へとお客様がいらして大盛況です。


どれもおいしそう!

今井さん、藤田さん、阿見
お店のまわりのガーデンも素敵です!
2010年3月、「第39回日本農業賞」個人経営の部で藤田さんご夫妻は大賞を受賞されました。米工房の牧草栽培、フジタファームの酪農、地元食材にこだわったジェラートで、循環型農業と地域連携による新しいビジネスが高く評価されたのです。
おめでとうございます。


レガーロのホームページは、こちらへ。地方発送もしています。8個3300円より










下田の森の美術館

次に向かったのは、今井さんのご友人夫妻の美術館です。
森の中にある一軒家。お庭のオープンガーデンでは、ご婦人がおしゃべりをしながら、ゆったりティータイムを楽しまれています。
あたたかい雰囲気のメインホールでは、貞永マミさんの作品を常設展示しています。
館内の喫茶室「やまぼうし」で、館長夫人の手作りのおいしいお菓子をいただきました。

館長ご夫妻と阿見みどり
お花あふれる館内にて



やぎの乳搾り

再び、今井さんのお宅へ。
やぎの乳搾りに挑戦です。「親指と人差し指でぎゅっと握って」と今井さん。
少しだけ搾ることができました。
甘くてやさしい味のするお乳でした。ママやぎさん、ありがとう。


今井さんが搾ると勢いよく乳が出ます

枝豆を食べているやぎのお乳はほんのり枝豆の香り?!





三条市立笹岡小学校その2

この春に生まれたクーは、オスやぎだったので、しばらく笹岡小でマリンと過ごした後、今は今井の農園で暮らしています。みんなでクーに作文を書きました。
「クーへ いつもあそんでくれてありがとう」
「クーへ ちがうところでもげんきでね」


母やぎマリンちゃん

マリンのお家は「ホワイトハウス」

口蹄疫対策。
ホワイトハウスに入るには、靴底を消毒してから。





三条市立笹岡小学校その1

笹岡小学校では、今年(2010年)4月8日、子どもたちが見守る中、やぎの出産があったそうです。難産の苦しみを皆で見ることができ、貴重な経験をしたと先生がおっしゃっていました。母やぎマリンちゃん、おつかれさまでした!
その時の様子を教室で子どもたちに聞くことができました。

阿見みどりと笹岡小の子どもたち
「マリンががんばってクーが生まれたんだよ」と元気に報告してくれました!








漢学の里「諸橋轍次記念館」

荒沢小学校の近くに、諸橋轍次博士(明治16年・1883年〜平成12年・2000年)の生家と記念館があります。博士は、5歳から父に従い「三字経」の素読を学び、のちに『大漢和辞典』を編纂し、『諸橋轍次著作集』全10巻、『広漢和辞典』全4巻を刊行しました。
皇太子時代の現天皇陛下に漢学をご進講されました。

記念館正面の壁には博士の座右の銘であった論語
「行くに径(こみち)によらず」=
「小道を通らず、堂々と大通を歩む人生を」

三条市立荒沢小学校その2

荒沢小学校のやぎは、食いしん坊のシロ(赤い首輪)とココ(青い首輪)。
一年生8人で力を合わせてお世話をしています。
隣の保育園の子どもたちも、シロとココが大好き。


シロとココ
子やぎはどんどん大きくなります。
子どもたちの接し方で、やぎの人に対する態度も変わります。
「やぎを見ていると、子どもがわかる。
 子どもを見ていると、大人がわかる」そうです。
元気いっぱい!荒沢小学校一年生も全員集合

左から高橋先生、校長先生、今井さん






三条市立荒沢小学校その1

二日目、清々しい朝を迎えました。
今井さんがお迎えに来てくださり、今日もまた「やぎのいる学校」へ出発です。
三条市立荒沢小学校は、素晴らしい環境にあります。
(樋口広栄 校長先生 全校生徒42人)
高橋多美子先生と一年生がお世話をしています。
子どもたちが「やぎを飼いたい」と話し合いで決め、校長先生やお家の人に許可をもらい、実現しました。


シロとココの小屋

素晴らしい校舎
壁には「ひめさゆり」の絵も



2010年7月21日水曜日

嵐渓荘のおいしい晩餐

今井さんご夫妻と四人で打ち合わせをかねて楽しい夕食会です。
梅コース、どれもこれも美しくおいしいお料理の数々。
季節の鮎づくしも絶品でした!

ていねいに作られたお料理がたくさん並びます
八寸は、めずらしい山菜(こしあぶら、あざみ)なども

最高!和牛を自分で石焼します

絶品!鮎ご飯
竹の筒に入っています

今井さん、今日は一日運転とご案内を
ありがとうございました