2011年4月26日火曜日

新潟日報に記事が掲載されました!

『ヤギのいる学校』出版について、4月22日付け「新潟日報」に
記事が掲載されました。
写真は、鎌倉の銀の鈴ギャラリーを訪れた今井さんと阿見みどり。

2011年4月16日土曜日

教育の本質

鎌倉を来訪された今井さんと、昨夏以来の再会ができうれしかったです。
今井さんが、熱く語る「ヤギ飼育」のお話。

教育の本質とはなにか。
それは、「すべては子どものため」に尽きる。

学校での「ヤギ飼育」は、先生にとっては、大変な負担となる。
しかし、「ヤギ飼育」により、子どもたちが大きく成長し、
自ら学び始めることを教師は知る。

教育とは、知識を教えることではない。
いかに気づかせるか、である。

子どもは、「発見」することで、能動的に探求を始める。

2011年4月12日 鎌倉にて 今井明夫さんの言葉より

2011年4月13日水曜日

今井さんが鎌倉に!

鶴岡八幡宮参道の段葛の桜が美しく咲いた春の午後、
『ヤギのいる学校』著者の今井明夫さんが、鎌倉にいらっしゃいました。


今回は、技術士としてのお仕事で東京の農林水産省に来られ、
鎌倉に足を延ばしてくださいました。


銀の鈴ギャラリーで開催中の東日本大震災 被災者支援展
「ヤギと片瀬こまがつなぐ心の輪」を見ていただき、
春の鎌倉を楽しまれました。

また、今回の支援展でも登場いただいている、
片瀬こまを持って被災地に駆けつけた鎌倉の医師、酒井太郎さんもご一緒に
楽しいひとときを過ごしました。

酒井医師もご一緒に(後列中央)

段葛にて 今井明夫さん 阿見みどり

2011年4月7日木曜日

「ヤギがつなぐ心の輪」展覧会

< 緊急開催 >


この度、東日本大震災の被災地応援展を開催することになりました。


湘南の伝統工芸「片瀬こま」を持って、医療支援に駆けつけた鎌倉の医師の緊急報告、

中越沖地震で人々を癒したヤギ、いまも子どもたちを元気づけるヤギのお話など。

『ヤギのいる学校』の原画や、著者・今井明夫さんによる被災地支援活動の報告も。

2011年4月9日(土)~5月3日(火・祝)

10:00~17:00 (水曜定休) 入場無料
東日本大震災 被災者支援展

「ヤギと片瀬こまがつなぐ心の輪」 



いま私たちにいまできることに、願いをこめて、

鎌倉の古民家、銀の鈴ギャラリーにて開催します。

櫻井先生から今井明夫さんへのおたより

『ヤギのいる学校 ーつながるいのちの輪ー』の42ページに登場していただいている
新潟の見附小学校の元教諭、櫻井真理先生から今井明夫さんへのメールを
紹介します。櫻井先生、ありがとうございました。

銀の鈴社御中


長岡市教育センターの桜井先生からメールが届きました。
以下にコピーします。


今井先生

「やぎのいる学校」の完成おめでとうございます。

また、御恵贈くださりありがとうございました。さらに、私の稚拙な実践等も掲載
していただき、ありがとうございました。

前半のやさしい絵、文体、後半の情熱あふれる実践の数々に、胸が熱くなる思いでした。

やぎを通して、子どもが何を感じ何を学ぶのか、周囲の大人がそれをどう支え
ともに伸びていくのか,この絵本を手にした皆さんが考えるきっかけになってほしい
と願います。

 学校が忙しいと言われ、先生方も疲弊しています。
そのことは紛れもない事実ですが、「子どもを育てる」というときに、
何に重きをおき、どのようなことを大事にして教育活動をするのかという点について、
教育に携わる者すべてが今一度考えねばならないと思います。

 その時に、最も大事にされなければならない「いのちの教育」、「状況に応じて自ら
判断し行動する力を付ける教育」が「やぎの飼育」という大きな教育活動で得られるこ
とを体験してみて再確認しました。

 やぎを飼ったことのない学校がヤギを飼う、その一歩を踏み出すためには、
職員集団の心構えも勇気も気配りもいります。そのための環境整備も根回しも。
しかし、そのことが子どものためになればと、やぎの仲間はがんばっています。

全国に、やぎの仲間がたくさん増えることを願っています。

 やぎを一緒に飼育したあのころの1年生が、高校3年生になりました。今でも、
ご家庭でやぎの話が出るそうです。子どもにとっても私にとっても、保護者にとっても、
一生忘れられない教育活動になりました。私は、もう担任を離れてしまいましたが、
いつか機会があったら、またやぎを飼ってみたいと思っています。

櫻井 真理 

長岡市教育センター教育研究室
(新潟県・見附小学校 元教諭)

(櫻井先生の許可を得て掲載)

2011年4月6日水曜日

ヤギの慰問

今井さんのメールより。



今日、三条市内の2か所の避難所で南相馬市から避難してきた子供たちの


ところへ子ヤギが慰問に行ってきました。

子供たちはミルクをやったり、子ヤギと遊んだりして楽しい時間を過ごしました。

避難所に「ヤギのいる学校」を渡して子供たちに読んでもらうことにしました。

時間が取れるときには避難所を訪問したいと思います。



笹岡小学校のマリンはとても子ヤギ思いです。

大好きなエサを食べていても子ヤギが「メー」となくと、すぐに子ヤギのところへ

行って「どうしたの」と子ヤギをなめています。


今井明夫

2011年4月4日月曜日

にいがたヤギニュース 今井明夫さんより

春到来!
今井さんから、子ヤギ誕生のニュースが飛び込んできました。

ヤギの仲間たちへ
東日本大震災と原発事故で被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。
三条市立笹岡小学校のマリンが4月4日午後4時に双子を出産しました。
♂3.6kg、メス3.1kgでした。通常の子ヤギ体重は双子で2kg前後、
単子で3kg前後ですから、すごいことです。
明日の入学式には子ヤギ2頭が加わることになりました。

このあと、白根小、荒沢小、富曾亀小と子ヤギ誕生が続くことでしょう。
今井農園では親から離れた子ヤギを人工哺乳しています。
3月に出版した「ヤギのいる学校-つながるいのちの輪-」は好評です。
絵本の主人公の「しろちゃん」は松代小学校のあと柏崎市立比角小学校へ転校した
のですが、そこで中越沖地震に遭遇し、避難所になった小学校で被災した人たちに
やさしさとあたたかさを与えてくれました。
東日本大震災で被災した人たちのつらい思いを少しでも癒すことができたらと
子供たちにこの本を届けます。
5月になったら子ヤギを連れて被災した子供たちのいる学校の訪問をはじめたいと
考えています。
今井明夫
「土の会&ヤギの会 今井農園」