2011年3月26日土曜日

本『ヤギのいる学校』発刊日

本日、3月26日は『ヤギのいる学校 ーつながるいのちの輪ー』発行日です。

すでに今月中旬より、著者の今井明夫さん、ご協力いただきました学校や
関係機関に、順次お送りしています。
(東北地方への一部は、少し遅れています。ご了承ください)
著者・今井明夫さんの被災者救援募金運動と被災した子どもたちへの
本の寄贈活動に出版元も協力しています。

この本の第一部「ヤギのしろちゃん にんきもの」は、本当にあったお話の
絵本です。

「しろちゃんのおもてなし」(24ページ)には、
2007年7月に起こった新潟中越沖地震の時に、しろちゃんがいる小学校の体育館が
避難所になったことが描かれています。


小学校のたいいくかんは ひなんじょ になりました。
ちいきのひとたちは なんにちも なんいちも
このたいいくかんで くらしました。
おふろにもはいれない ちいきのひとが
まいにち おおぜい やってきました

つらくて かなしくて くるしいひが つづきました。
そんな ひとたちを しろちゃんは やさしくむかえました。
はなしあいてになったり あそびあいてになったり・・・。
みんなのつかれたこころをいやしました。

ないているこも かなしんでいるおとしよりも 
いつも みんなのなかにいる しろちゃんと
すっかり なかよしになりました。

『ヤギのいる学校 ーつながるいのちの輪ー』銀の鈴社刊 p.24より

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