2015年6月10日水曜日

ヤギのエサについて

「ヤギのいる学校」の入学式やその後のフォローアップで
今井明夫さんは大忙し。
今井さんから小学校へのアドバイス情報を紹介します。



「ヤギのエサについて」

ヤギは草食動物ですから基本的なエサは草類です。
学校周囲の野草や野菜の残りものを大まかに切って与えます。
雨に濡れた草はピロテイーに広げて
少し水分を落としてから与えます。
これから梅雨になると野草を用意できないことも
ありますので、乾牧草(アルファルファまたはチモシー)を
農協から購入するのですが、
購入量が少ないので近隣の農家から分けてもらうほうが
よいでしょう。
用意する配合飼料もヤギ1頭に20kgは多すぎるのですが、
1日給与量は200~300gくらいに制限してください。
飼料全体の1日給与量の目安は乾物量で体重の3~4%です。
体重20㎏の子ヤギでは1日800gの乾物量を食べるのですが、
干し草を400~500gに野菜くず1kg
(乾物200~300g)、配合飼料200gを
1日のおおまかな量と思ってください。
汚した草は食べないから、無駄が出ないように
エサ箱の工夫が必要です。
里公小学校では学校周辺の野草や野菜くずを
うまく保存して給与しいるので参考にしてください。

今井明夫

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